事務所概要

事務所名松橋税理士事務所
所長名
松橋 俊幸
所在地
〒330-0074
埼玉県さいたま市浦和区北浦和1-14-11
越谷ビル2F
電話番号048-767-6264
携帯番号090-9312-9290
FAX番号048-767-6260
業務内容・創業・独立の支援
・税務・会計・決算に関する業務
・税務申告書への書面添付
・自計化システムの導入支援
・経営計画の策定支援
・資産譲渡・贈与・相続の事前対策と納税申告書の作成
・事業承継対策
・税務調査の立会い
・保険指導
・経営相談等

松橋税理士事務所は
TKC全国会会員です
TKC全国会
TKC全国会は、租税正義の実現をめざし関与先企業の永続的繁栄に奉仕するわが国最大級の職業会計人集団です。

 関東信越税理士会 

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所長のひとこと

 2025年1月号

 新年あけましておめでとうございます。今年はへび年ですが、正月の朝にお酒を飲みながらテレビでダイヤモンド富士の映像を見て右の画像を選びました。富士山を訪れる人の多くが、何らかの力を感じて帰ってくるのも年初めにふさわしいと思います。 もうすぐ大学入試の季節ですが、一生懸命頑張っている受験生には頭が下がります。何とかしてみんな合格してほしいし、ギリギリまで必死に頑張った努力が、受験生の皆様のその後の人生に大いに役立ってもらえるように陰ながら祈っています。(大人になると受験生の時ほど必死に勉強に打ち込めなけなるので、今しかできないことに全力で頑張って下さい。)

 ここからは、103万円の壁の話です。一部で「財源が無いのに」という否定的な話もありますが、仮に納税者全員の所得が20万円増加し、所得控除(給与所得控除と基礎控除)が20万円増えても、単純計算でプラスマイナスゼロです。まして、給与所得者以外は給与所得控除の増加分10万円の控除が受けられないことを考えると、最低賃金が時給で1500円まで増やすことを考えると実質増税なのではないかという気もしてしまいます。税を考えるときは、使い道(本当に税金でやるべき事業か)も含めて、全国民になるべく公平になるようにお願いしたいものです。

 2024年12月号

 アメリカ大統領選挙はトランプ氏の圧勝で、上下両院も共和党の勝利に終わり、民主党のバイデン政権の負の部分や、ハリス氏の準備不足が露呈した形になりました。今後の世界情勢や経済がどうなっていくのかが不安ですが、大統領の任期は有限なので、世の中が正しい方向に向き直っていくと信じるしかないのかもしれません。 しかし、失敗や敗北から学ぶことは非常に多く、その後の反省と努力や、行動を改めることで、大きな進歩をもたらせてくれるかもしれません。

 歴史になお残す人物達も、常に順風満帆なわけではなく、失敗するたびにより大きくなって、大きな成功をも棚していると思います。

 今、物価高(インフレ)で、消費者の財布のひもが固くなり、賃上げもせまられ、少子高齢化により人手不足も深刻な状況になってきていますが、先日、読売新聞の記事で、林業の家系で、時代の流れで印刷業に転換し、さらにコロナ禍を経て、地ビールの業種転化して成功した会社の事例が載っていました。 時代に合わせて、時代に合った業種や業態に変更していける勇気や身軽さが、中小事業者のメリットだと思います。

 2024年11月号

 11月になりましたが、晩秋というには、少し暑い気がします。特に、朝晩の気温は下がっても日中の気温が高いと、暖房と冷房を切り替えながらの切り替えながらの生活になるので、日中の気温がもう少し下がってほしいのですが、これも温暖化(沸騰化?)のせいなのでしょう。来週にはアメリカ大統領選の結果が出るため、結果次第では、世界情勢・世界経済も今よりも混とんとしてくるかもしれません。

 仕事の話になりますが、企業は成長発展し続けないと現状維持もしくは衰退期に入ってしまいます。成長発展し続けるためには、情熱や強い意欲をもって、目標や計画を立てて、それを達成するように努力し、その結果を検証して、次の目標・計画に反映するPDCAの日々の実践が必要だと私自身も実感しています。もちろん、過度に厳しい目標を立ててノルマを強制するようなやり方はよくないですが、現状の仕組み(仕事のやり方)を常時見直しながら、より効果の出やすい仕組み(仕事のやり方)に変えていく事が、自然にできる企業風土を目指したいものです。 

 2024年10月号

 自民党の総裁選挙が終わり、石破茂さんが新しい総理に選出されました。利上げ容認姿勢や金融所得課税を嫌って株価が下がりましたが、地方創生などでどのような政策をとるのか、経済政策はどのようにするのか、法人税を増税するのか?などの具体的なことはまだよくわかりません。今月中に、衆院解散総選挙が行われるので、状況がわかるのは、来月以降になるでしょうか。

 やっと涼しくなり、スポーツの秋、食欲の秋、文化的なイベントも盛りだくさんな良い時期なので、日々を楽しみつつ、仕事も頑張っていきたいです。 また、台風の危険や地震の危険もあるので、平穏な生活に感謝しつつも、防災への備えや、何かが起きた場合の再スタートをできるだけ速やかに切れるような、BCP対策を考えていこうと思います。 (ちなみに左の写真はさいたま新都心です。)

 2024年9月号

 9月になりました。8月中は店頭からコメが姿を消し、探してやっと見つけても値段が通常よりも割高になっていたようです。以前読んだ、わかり易い経済の話で、旧ソ連の役人がロンドンを視察した際に、「どうやって行列を作らないようにパンを配給しているんだ?」と質問したそうです。答えたイギリスの役人は、『いったい何をいってるんだ?』と困惑しつつも、資本主義の自由経済の下では、国民一人一人が、何時、何がどのくらい必要かを予測して必要な量を必要なだけ売り買いできるから、役人が余計なことを考えなくても効率的に需要と供給のバランスが取れると答えたそうです。 この理屈の通りに市場が働けば、コメの生産が増強され、コメ不足の問題は解消するはずですが、少子高齢化や地球温暖化、農家の所得や災害による危険度が問題の根本にあるのだとしたら、そこに手を打たなければ、社会は持続可能性を失っていくのでしょう。 一個人や中小零細企業といえども、今の生活習慣を見直し、環境問題や社会問題に解決に、自分自身でできるレベルでコツコツと取り組んでいく時期に来ているのでしょう。

 2024年8月号

 パリオリンピックが始まり、日本代表選手たちが、連日メダルを取って盛り上がってきました。世界中から予選を勝ち抜いた優秀なアスリートが集まり、これまでの練習で積み重ねた身体能力や、技術、瞬時の判断力や、勝負の厳しさ、判定の難しさなどが日々伝わってきます。感動を与えてくれる選手もいれば、実力を出し切れずに悔し涙を流す選手もいます。また、何度も悔しい思いを繰り返しても、あきらめずに信じて努力し続けた結果のメダルを獲得した選手もいます。日本選手はもちろん応援しますが、日本選手以外でも、世界中の色々な選手が、どういう背景で参加し、どういう結果になったか?という点にも注目したいです。 個人的には、年代別のスポーツの祭典(国際大会ではなくても国や地方で行う小規模な大会でも)があれば、中年男性でも隙間時間に必死で練習して、予選だけでも参加してみたいです。

 2024年7月号

 7月になりました。とは言っても、まだ、梅雨が始まったばかりのような天気ですが、今年は、6月支給分の給与から定額減税が始まっています。既に給与を受け取った方には、所得税の欄が0円になっている方がいるのではないでしょうか? TKCの給与計算ソフトでは、控除蘭の所得税のところで、本来徴収すべき源泉所得税の金額から定額減税で控除された金額をマイナスする形で表記されています。また、所得税の欄に書ききれず、欄外に注記するタイプの形式でも給与明細を印刷できるようです。(実際に自分で試してみました。)

 話は変わりますが、左の写真は高知城です。 日本で唯一の本丸の建築群が全て現存する、江戸時代の姿を今に伝える城郭だそうです。関ヶ原の戦の功績で土佐藩主となった山内一豊が、築城家として知られた百々越前守安行を総奉行に任じ、難工事の末、10年後の二代藩主忠義の時に、白のほぼ全容が完成したそうです。 企業も、城のように、何年もかかる創業期の苦労を努力して乗り切り、その時の教訓を社訓や組織風土として残すことで、その姿を後世に残していけるのだと思います。 つらいことがあっても前を向いて、明るくポジティブに仕事を続けて、当事務所の関与先や、当事務所が、何年も企業として存続していければうれしいです。

 2024年6月号

  6月になりました。 今年の夏は暑くなりそうです。 雨風や雷、雹台風なども年々強力になってきている気がします。円安や農産物の不作の影響などで、物価高も今後も続きそうです。 昨日、ガソリンを入れに行ったら、リッター165円(会員割引価格)でした。電気代やガス代も6月までは、政府の補助があって価格が抑えられていたのが、補助がなくなるため値上がりするそうです。 こんな時に、どんな対策をすればよいのか考えてみましたが、何もいい考えは浮かびませんでした。やはり、「人間万事、塞翁が馬」の心境で、日々のやるべきことをきちんと行い。我慢するべき時は、我慢をし、チャンスが来れば、積極的にチャンスを生かすべく行動することを心掛けることが大切だと思います。

 昨年の7月から、ゴルフを始めて、まだへたくそなのですが、ゴルフをやる時の心境が、今の状況に似ている気がします。 自分の力量がわからないため、少しでもいいところを見せたい、少しでも遠くに飛ばしたい、スコアを良くしたいと思うと、力んだり、フォームが崩れて、打ち損じや空振りをし、自滅していくのですが、我慢して、ボールの真ん中を、クラブの真ん中で打ち抜くことに集中して、力を抜いてスイングすると、比較的いい結果が出る気がします。

 たいした準備もしないで、いきなりコースに出るのではなく、自宅近くのゴルフ練習場で、本番を想定した練習をして、いい準備をしておくことで、いざ誘われてコースに出た時に、それなりのスイングでそれなりのショットができるようになり、それなりの成績(打数)が出るのであり、成績が悪ければ、日頃の準備(練習)が不十分なので、日頃の練習を充実させるべきだと実感しました。

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